ミュージカルオーディションでの面接で大事なこと
ミュージカルオーディションを受ける人は実技ばかり対策しがちですが、実際には他の面も合否に大きく関係するので注しましょう。
そのなかでも特に重要なのは面接であり、できるだけ良い印象を与えなければなりません。
単純に歌やダンスが上手いだけでは、合格の決め手にならない可能性が高いです。
頭一つ抜けているような存在ならまだしも、当落線上にいるなら面接の結果によって決まってしまうことも十分にありえます。
印象を良くしたいなら、清潔感と常識が備わった人物であると認識してもらうことが大事です。
なぜなら、ミュージカルはあくまでも集団で行うものであり、他人との調和を崩す人は好まれない傾向があるからです。
不潔な格好をしている時点で、一緒に頑張っていきたいと思ってもらえないでしょう。
いくら芸術肌といっても、非常識で我がままなら選考から外されてしまいます。
そのようなスタンスで振る舞うベテランもいますが、新人の素養としては求められません。
ミュージカルのオーディションはスキルと人間力を見る場所
ミュージカルのオーディションでは、歌やダンス、そして演技はもちろん人間力も試されています。
一般的に、ミュージカルのオーディションでは特技披露が求められることが多い現状です。
これは、特技を見ることによってその人物の人間性を把握できると考えている審査員が多いからです。
この観点からも、将来性や熱意も重要ですが全体としてバランスよくまとまっているかどうかは大切です。
人間力は、表現でもそうですが日常的な振る舞いや行動に影響があるかどうかも重要になってくるものです。
そもそも、ミュージカルは役者単体で作り上げていくものではなく、スタッフや共演者と一体となって作っていくものです。
協調性が欠けていたり、人を良く見る目を持っていないと表現を行うときにも支障が生じる可能性もあります。
こういった感性や人間性の部分を、ミュージカルを通して把握していくのが審査員の役割です。
求められている中で、それを表現できるかがポイントです。